人生後半戦

名古屋で暮らしています。いろいろ忘れっぽくなったので(笑)自分用の覚え書きとして記録しておきたい事を書いていきます。

【2025年6月ブータン旅行記 Day4】

この日はついにこの旅のハイライト「タクツァン僧院」までのトレッキングへ!
5〜6時間の行程ですが、標高が3000m越えなので高山病っぽくなる人もいるようです。
 (私は全然平気でした)
道も整備されており、体感としては御在所の往復をできる人には余裕だと思います。

朝食は7時からなのに時差で毎日4時くらいに目が覚めてしまう私。
この日は午後から雨予報なせいか昨日までより暑くなく、快適に登山が出来そうです。

今回パロて泊まったホテルはこちらのPARO ECO LODGE。
寒い地域なので中庭に焚き火できるスペースがあり、部屋にも冷蔵庫がありませんでした。

今日もガイドさんと朝食。
今回の宿はシリアルが出たり、卵をお好みで調理してもらえたりと欧米のホテルのようなサービスです。

朝食を食べて身支度を整えたらすぐにタクツァン僧院への登山口へ8時前ごろに到着。
ガイドさんがここで受付をしてくれます。


第1展望台までは馬で行くことができますが、苦労して登った方がご利益がありそうなので私はもちろん徒歩。
馬でも歩きでも1時間ほどです。


輪廻転生を信じるブータンでは基本的に殺生はご法度。
そのため山で出会う鳥も人間を怖がらず至近距離で観察できます。


この時期はシャクナゲが満開でした。

登山道にもルンタがいっぱい。なんとなくこのカラフルな色を見ると元気が出ます。
ちなみに生まれた年によって自分の色があるそうで、私は赤でした。


大きなマニ車と小さなマニ車がある広場まで来たらもうちょっとで第1展望台です。

見えてきました〜
第1展望台はカフェテラスになっています。おしゃれ〜

歩いているときはそんなに人が多いと思いませんがここは人が結構います。

ここでマサラチャイと塩っけの強いバタークッキーをいただきます。
クッキーが美味しくてチャイに付けてモリモリ食べてしまいました。

カフェテラスからまだまだ遠くに見えるタクツァン僧院を指差す私。

登山道にはやっぱりケルンが積まれています。
これって世界共通??

牛たちの横を通り過ぎて進みます。
ブータンは街中以外そこら中に馬や牛が歩いています。

6月はブータンの観光のオフシーズンですが、それでも景色の良い撮影スポットには人がいっぱい!
そして一番いいところを陣取る犬!

タクツァン僧院と一緒に写真が撮れるスポットが何箇所かあるので休憩がてら撮りながら進みます。


最後の僧院手前で旦谷を下ってからの階段が一番大変なポイントでした。
タクツァン僧院の中は撮影できません(入る前にカメラやスマホをドライバーさんに預けて、帽子をとって長袖の羽織を着て入りました)。
中は自然の洞窟を利用した神秘的な空間で、ここをお参りできたのはとても得難い経験でした。


そしてまた写真をとりつつ下山。
第1展望台のカフェテラスまで戻ってきたのでここでランチ。
山価格のコーラも買いました。

下山後はパロの街でお土産探し。
ティンプーに比べて小規模ですが観光客向けのお店はこちらのが多いかも。
ちなみにこの日、結局雨には降られずに済みました!

ブータン国内に唯一の自動販売機。しょっちゅう詰まっているそうです。
ポッキーも入ってますね。

夕方、民家体験を予約しているお宅へ。
向井理さんも番組で来られたことがあるそうで写真が飾ってありました。

リビングでブータンの伝統的な飲み物「スジャ(バター茶)」とお米のお菓子をいただきます。
バター茶はお茶っ葉は使われておらずバターと塩を溶かしたもの。
事前に見たブログやyoutubuで賛否両論だったためドキドキして飲みましたが、登山で汗をかいた日にはぴったりの塩っけで美味しかったです。
(お茶ではなくラーメンの汁と思って飲めば違和感ないです)

その後はアラと呼ばれる自家製の焼酎をいただきます。
おかわりを断るのは失礼だそうで、2杯いただきました。スッキリした味わい〜

この後で石焼風呂体験をするのですが、お風呂を沸かしてもらっている間ブータンの国民的スポーツ・アーチェリーやダーツをして遊びました。

石焼風呂はこんな感じ。ヨモギなどの薬草が入っていて壁の向こうから釜で焼いた石を入れて温度調整します。

タイやブータンに来てからずっとシャワーしかないホテルだったのでお風呂に入れることがありがたいです。

ブータンで最後の夜ごはん。
具なしのモモはガイドさんの好物だそうです。

明日でガイドさんやドライバーさんとお別れだと思うと寂しい、、、
夜は枕を濡らして眠りにつきました。(嘘)