去年「さんかく」という小説を読んだのを皮切りに千早茜さんの小説にハマって最近よく読んでいます。
この方の文章、艶っぽくて切なくてすごく好きなんですよね。
最近読んだのは40歳を前に離婚した女性の冬から秋にかけてのお話「マリエ」。
美しい砂糖菓子を食べてうっとりしていたら中にガラスの欠片が入っていたようにグサッと刺さる、そんな小説でした。
歳の離れた飲み友達のマキさんのセリフ
「知っている関係におきかえなくてもいいのよ。どんな人との関係も初めてのものなんだから。かたちなんてないの。」p186
っていうのにすごく共感しました。
そうそう。全ての関係がユニークでオリジナルなのに関係に名前を付けるから苦しくなるんだよね。
この小説の主人公マリエは小麦粉料理を習っていて、バーで知り合ったばかりの年下の男性に夜食としてガーダスープを振る舞うシーンがあるんですね。
で、そのシーンが素敵で美味しそうだったので早速レシピを調べて作ってみました。
結構おいしくできたけど、本物のガーダスープを食べたことがないのでこれが正解かわからず…笑
中華料理なのでお店でも食べられるところあるのかなぁ
次はこの2冊を読もうと思っています。楽しみ楽しみ♡